こんにちは♪
京都四条烏丸で顧客様のくせ毛率99%のくせ毛専門特化美容師として活動している関口恭章です。
今日はくせ毛さんの中でも意外と悩まれる方の多い「硬くゴワつき広がるタイプ」の髪質を柔らかい印象のショートボブにするコツをサロンワーク実例でご紹介していきます♪
このタイプのくせ毛さんは短くするとパサつき広がってしまい扱えなくなった過去があったり、
ショートにするのを諦めてしまっていたりする方も多いですよね。
ただ、普段と考え方を変えてみると案外うまく手懐いたりもするものです。
その分かれ道になる大事なポイントのお話。
柔らかい「シルエット」の髪型をチョイスしてみよう
髪において「柔らかい」と一様にいってもその先は様々で、例えば
- 柔らかい手触り
- 柔らかいニュアンス
- 柔らかいシルエット
と表現の仕方は結構多いものです。
その中で硬く広がりやすいくせ毛さんに僕がいつも考えるのは「柔らかいシルエット」です。
今回のゲストの方も
乾燥しやすく硬化しやすい広がる髪質で4年ちょい前に初めてご来店頂いた時はヘアスタイルとしてうまく扱えず悩まれていました。
そこで髪質自体を変えるには縮毛矯正しかありませんが、硬くごわついて見えるという「印象」がネックでしたのでシルエットを丸く調節することで与えるイメージをコントロール。
そんな克服方法を使ってきました。
この日はこの考え方をベースに丸いシルエットのショートボブをチョイス。
ショートやボブにトラウマや抵抗がある方も多いですが同じ髪型の中にも種類は色々ありますよね。
クールなショートボブ、コンパクトなショートボブ。
「〇〇な髪型」の中の〇〇の部分を柔らかく丸いシルエットにすることがこのタイプのくせ毛さんの克服ポイントなんですよ。
また、カットの力が効きにくいロングヘアーなんかは柔らかい色にするのもアリですね。
梳きすぎはNG。だけど全く量を取らないのもダメ
それと、同じタイプのくせ毛さんでよくお聞きする事が
梳かれ過ぎてしまって逆にものすごく広がるようになった
という経験。
くせの強弱を問わずくせ毛さんは元々「髪の水分と油分のバランスが整いにくい」性質があり乾燥しやすいため一定以上梳いてしまうとパサつきが悪化し広がります。
髪が先細り過ぎると受ける負担も増えるからですね。
かといって全く量を落とさないのもまた違います。
日本人の方は比較的に髪の量が多い人種ですので量を調節していない切りっぱなしの状態だと「面」にしかならないのです。
髪って立体ですよね?
ある程度の髪が動く隙間を作ってあげる事が大切です。特にくせ毛さんは。
今回のタイプの髪質さんだと「濡れている状態でペラっとならない程度」が僕の目安。
この基準が今の所のベストな感覚かなって感じています。
また、髪の水分と油分のバランスを保つための改善策としてはこんな方法もあるのでよければ参考にしてみてください♪
柔らかい「質感」を作るキーアイテムと使いこなし方
硬くゴワつきがちな髪を上手く手懐けるためのもう1つのキーポイント。
それが「柔らかい質感の毛束」を作る事。
前項で全く梳かないのもダメといったのはこれもあります。切りっぱなしだと束間や毛先のニュアンス作れませんので。
先ほどはカットについてでしたが今回は「表現するためのスタイリング剤」と「付け方のコツ」です。
このタイプのくせ毛さんでショート〜ボブの場合だと僕はバームかクリームタイプのスタイリング剤を使います。
その中でも1番使いやすく毎日使用しているのがVoiヘアバター。
↑クリックでショップページになりますので最後まで読んでみて試してみようって方は詳細ご覧ください♪
これを毛先に水分を軽くだけ含ませて(ビシャビシャはNG。湿らせる程度でOK)内側から満遍なく馴染ませます。
形を作るというよりも、ベースを作るために馴染ませるって感覚がコツですね。
この「柔らかい」を作る質感とシルエットの2つのポイントであなたも今回のゲストのようにくせ毛という「個性」を引き出してあげてみてください♪
まとめ
今回のお話のポイントをまとめると
- 髪型やレングスじゃなくてシルエットで選んでみよう
- 梳きすぎはくせ毛さんにとってNG。だけど全く量を調節しないのもダメ
- 相性の良い質感を作るスタイリング剤のチョイスも大事
この3つがキーでしたね。
ゴワつきと広がりに悩まれている硬い毛質のくせ毛さんは過去のトラウマや経験からヘアスタイルを諦めてる方が多いのも事実ですが
少し考え方や見方を変えるだけで上手く向き合えるようになり個性として楽しまれている方が増えているのもまた事実なのです。
せっかくの生まれ持った唯一の毛質、押さえ込んでおくのはちょっと勿体無いですよね。
手懐け活かし素敵なヘアライフを探してみましょ♪
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